• 京・嵯峨嵐山の伝承を歩く

  • 分類歴史・社会・教育

京都のあれこれが織り込まれた本書は歴史から豆知識まで豊富なガイドブックとしてもお楽しみいただけます。また歴史的知識も満載されています。

分類
歴史・社会・教育
表題
京・嵯峨嵐山の伝承を歩く
執筆者
山嵜 泰正
版型
A5判
頁数
206頁
発行日
ISBN
ISBN978-4-89320-176-8
価格
1500円+税

京都のあれこれが織り込まれた本書は歴史から豆知識まで豊富なガイドブックとしてもお楽しみいただけます。

ただし、筆者は「単なるガイドブック」を書くつもりはないとのべていますが、 この本にはガイドブック以上に深く歴史的知識が満載されています。

本書から著者のほほえましいエピソードをひとつお聴きください。

著者が高校生のころのこと。

学校が街中にあったため運動場が狭かったといいます。

そこで体育の授業、なんと京福電鉄“嵐電”に乗って嵯峨嵐山の運動場まで 出向いていたんだそうです! 体育の授業は楽しみですが電車に乗って、まるで遠足のように授業に参加できるなんて、うらやましいばかりです。

初めての土地を訪れるとき親しみやすい紹介を受けて行きたいですね。

嵐山のリピーターさんも本書もぜひご一読いただき街での発見がより印象深いものになりますように。

目次
  • 第一章 嵐山 なぜ「嵐山」というのか
  • 第二章 桓武天皇(山部王)のこと
  • 第三章 大覚寺
  • 第四章 清凉寺
  • 第五章 野宮神社と『源氏物語』
  • 第六章 愛宕信仰
  • 第七章 平家物語 女人哀話
  • 第八章 小倉百人一首と藤原定家
  • 第九章 安倍晴明の墓
  • 第十章 天龍寺
  • 第十一章 角倉了以・素庵と保津峡
  • 第十二章 落柿舎
  • 第十三章 幕末の動乱
  • 第十四章 周恩来の碑
  • 第十五章 トロッコ列車
著者経歴

略歴

1936年・京都市生まれ。
立命館大学大学院法学修士。
元・京都教育大学付属高校教諭・定年退官。

現在

説話:
伝承学会会員、世界鬼学会会員
京都教育大学・京都文教大学非常勤講師
京都リビング新聞社・カルチャー「歴史・伝承」講師

主な著書

『京都あちこち』 上中下巻、『日本学事始・物語の生成と発展』
『京・南蛮寺』『千利休切腹の謎』『菅原道真、天神変身のプロセス』
『修道士ロレンソ』『環境権教育』『社会科って何だろう』高校教科書
『現代社会』共著(数研出版)1994年
『京都府の不思議事典』共編著(新人物往来社)2000年
『京・寺町通りの伝承を歩く』ふたば書房2001年
『おもしろ鬼学』
『小町の謎』ふたば書房2002年
『京・嵯峨嵐山の伝承を歩く』
『信長・秀吉、京の城と社寺』
『清盛・義経』
著書一覧

監修

1936年・京都市生まれ。
KBS京都TV「京の不思議」シリーズ26週2001年
KBS京都TV「きらめきStory」シリーズ2002年1月~2003年6月
講談社「えほん百科・行事のゆらい」2002年10月