• 幕末から明治近代化へ

  • 分類歴史・社会・教育

幕末から明治近代化へと時代が移り変わる中で、京都に縁のある歴史人物伝を要約した一冊です。
大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン・山本八重の生涯にも迫ります。

分類
歴史・社会・教育
表題
幕末から明治近代化へ
執筆者
山嵜 泰正
版型
A5判
頁数
291頁
発行日
ISBN
978-4-89320-181-2
価格
1429円+税

大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン・山本八重の生涯に迫る。
烏丸通、七条通、四条通、丸太町通は、いつごろ拡幅されたのか。
なぜ京都御所の近くにキリスト教の学校が創立されたのか。
なぜ会津藩が京都の守護職になったのか。

描かれる登場人物

皇女 和宮・吉田松陰・松平容保・近藤勇・土方歳三・坂本龍馬とお龍
横井小楠・佐久間象山・大村益次郎・桂小五郎と幾松・高杉晋作
岩倉具視・田辺朔郎・ニコライ二世・西郷隆盛の子 菊次郎
ワグネル・山県有朋・乃木希典・与謝野晶子と鉄幹・真下飛泉

目次

第一章  皇女・和宮
第二章  吉田松陰
第三章  京都守護職・松平容保と所司代・松平定敬兄弟
第四章  新選組・近藤勇と土方歳三
第五章  坂本龍馬とお龍 そして中岡慎太郎
     坂本龍馬・中岡慎太郎の暗殺者は誰か
第六章  幕末・京の木屋町史跡 長州藩邸・土佐藩邸など
     横井小楠・佐久間象山・大村益次郎・武市瑞山・桂小五郎と幾松・高杉晋作
第七章  東塩小路村・庄屋日記 京のどんどん焼け
第八章  岩倉具視
第九章  山本八重と新島襄
第十章  琵琶湖疏水と田辺朔郎
第十一章 ロシア皇太子負傷・大津事件と京都
第十二章 西郷菊次郎と京都改造計画
第十三章 京の近代化に功績のあった人々や場所
     ワグネルと島津源蔵・日本最初の小学校と学区
     学習院は京都御所に始まる
     江戸時代の京都の寺子屋文化
     無鄰庵・タバコ王村井吉兵衛・伏見の酒
     父子の碑・哲学の道は「文人の道」・古河太四郎と視聴覚障害者教育
第十四章 桃山御陵と乃木神社
第十五章 与謝野鉄幹・晶子の歌碑
第十六章 真下飛泉「ここはお国を何百里」
おわりに

著者経歴

略歴

1936年・京都市生まれ。
立命館大学大学院法学修士。
元・京都教育大学付属高校教諭・定年退官。

現在

説話:
伝承学会会員、世界鬼学会会員
京都教育大学・京都文教大学非常勤講師
京都リビング新聞社・カルチャー「歴史・伝承」講師

主な著書

『京都あちこち』 上中下巻、『日本学事始・物語の生成と発展』
『京・南蛮寺』『千利休切腹の謎』『菅原道真、天神変身のプロセス』
『修道士ロレンソ』『環境権教育』『社会科って何だろう』高校教科書
『現代社会』共著(数研出版)1994年
『京都府の不思議事典』共編著(新人物往来社)2000年
『京・寺町通りの伝承を歩く』ふたば書房2001年
『おもしろ鬼学』
『小町の謎』ふたば書房2002年
『京・嵯峨嵐山の伝承を歩く』
『信長・秀吉、京の城と社寺』
『清盛・義経』
著書一覧

監修

1936年・京都市生まれ。
KBS京都TV「京の不思議」シリーズ26週2001年
KBS京都TV「きらめきStory」シリーズ2002年1月~2003年6月
講談社「えほん百科・行事のゆらい」2002年10月