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―歩くまち京都― 本能・油小路界隈
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分類歴史・社会・教育
前著『—わがまち— 本能・油小路界隈』の改訂第二版です。
150年ぶりに「大船鉾」復元され2014年祇園祭の後祭に参加することを受けて前著に手を加え、また補遺として「大船鉾の復原」が書き加えられました。
豊臣秀吉による地割(都市改造)が、現在の京の町並みを形作る基礎になるものとして、著者が自分の棲む町を歩き、眼で見、諸文献にあたり、地元の古老にお話しを聞いて集められた資料を元に、京都の歴史、地理、人々の思いなどが詳しく紹介されています。
筆者のご自宅の前には本能寺跡の石碑があり、多くの観光客が 訪れるそうです。
そういう土地に生まれ育ったことを誇りに思い、また京都の歴史を 多くの人に知ってもらいたいと思い、石碑を訪れる観光客の方々に丁寧な説明をしておられるそうです。
この本からは、そんな京都を愛し、京都の歴史を大切にしたいという筆者の思いが伝わってきます。
カラー写真もふんだんに挿入され、ビジュアル的に見ても楽しい仕上りになっています。
京都の通り一本ずつのエピソードを紹介しており、その内容からも、京都の歴史の奥深さや、歴史の変遷の中で重要なエリアであったことを、再認識させてくれる一冊です。
この本を片手に京の街を散策すると、また今までとは違った新しい発見があるはずです。
- 分類
- 歴史・社会・教育
- 表題
- ―歩くまち京都― 本能・油小路界隈
- 執筆者
- 村田 茂雄
- 版型
- A5判
- 頁数
- 337頁
- 発行日
- ISBN
- 978-4-89467-233-8
- 価格
- 1800(税別)
主な内容
(目次より)
•序に代えて
•第一章 歩くまち京都
•第二章 元・本能学区のあれこれ
•第三章 京の大路小路
•第四章 明治は面白い
•第五章 八坂神社と祇園祭
・第六章 ざんないもんどすけど
・第七章 京の信長
•あとがき
昭和17年(1942)京都市生まれ。
電機業界一筋を歩み、定年後は京都市立堀川高校本能学舎(元・本能小学校)の公園の桜守を務める。
福祉住環境コーディネーター。
平成22年3月、京都市市民憲章推進者として中京区長より表彰される。