• 大文字古記録の研究

  • 分類歴史・社会・教育

毎年8月16日、京の夏の夜空をいろどる五山送り火。
京都の夏の風物詩として有名ですが、本来は、お盆にお迎えしたご先祖様の霊を
再び浄土にお送りする行事です。
この本は、古文書を紐解きながら、江戸~明治時代の「送り火」の姿に迫ります。

分類
歴史・社会・教育
表題
大文字古記録の研究
執筆者
青木 博彦
版型
A5判
頁数
160頁
発行日
ISBN
978-4-89467-266-6
価格
4000+tax

序 文 「大文字にたずさわって」 松原公太郎
はじめに
第一章 この稿でもちゐる古記録
第二章 送り火の現在
第三章 大文字の位置と形象について
第四章 送り火の期日について
第五章 点灯の時間帯について
第六章 『在京日記』から送り火を読む
第七章 『花洛名勝図会』と平塚飄斎
第八章 『慶長日件録』に見える「山々焼灯」と「万灯籠」
第九章 明治初頭の廃仏毀釈ならびにグレゴリオ暦改暦の影響
しめくくりに

京都新聞に紹介されました。

2014年8月16日付の京都新聞朝刊で本書が紹介されました。

内容は京都新聞デジタル版でもご覧になれます。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140815000143/print

また紙面版には、佛教大学の八木透教授から、
「五山送り火の研究は史料が乏しいこともあり、ほとんど例がない。旧暦での点火時刻を緻密に推定したのは初めてで、送り火の在り方を考えていく上でも非常に意義がある。」
とコメントをちょうだいしております。