• 新説 石田三成

  • 分類歴史・社会・教育

今からおよそ45年前、石田三成の遺骨から生前の顔を復元したというニュースが、
新聞各紙に報じられました。
明治40年、大徳寺三玄院に埋葬された石田三成墓地の発掘調査が行われ、
その際の頭蓋骨調査鑑定書や写真などの資料に基づき、復元像がつくられました。
この立役者が、本書の著者でもある石田多加幸氏です。

関ヶ原の合戦における敗戦や、これまでの歴史小説などのイメージから、
「敗軍の将」「奸臣」とされてきた石田三成ですが、近年また再評価される機会が増えています。
下剋上の気風がいまだ色濃く残る時代に、義を貫いた人であったことも、再評価の理由の一つかもしれません。
本書は、石田三成の治男「石田八郎」をルーツに持つ、備中の石田家に伝わる史実や伝書を基に、
新たな石田三成像を導き出そうという試みの一冊です。

分類
歴史・社会・教育
表題
新説 石田三成
執筆者
石田 多加幸
版型
A5判
頁数
198頁
発行日
ISBN
978-4-89467-380-9
価格
2200円(税込)