著者はキース・ノリス。

イギリスのサッカークラブチーム、マンチェスター・ユナイテッドの熱烈なファンです。

「ビッグ・リリー」とは、長さ100フィート（30.48メートル）、幅60フィート（18.6メートル）の 応援旗。
マンチェスター・ユナイテッドサポーターで知られた一番大きな応援旗です。

マンチェスター・ユナイテッドの選手、指導者、このチームを優勝へと導いた アレックス・ファーガソン監督、そしてファンなら誰でも「ビッグ・リリー」のことを知っています。

本書は著者が「ビッグ・リリー」とともに歩んだ熱い応援生活の日々を綴ったエッセイです。
マンチェスター・ユナイテッドへの熱い想いと応援する選手たちの活躍の姿が 生き生きと語られています。

また、選手たちが唯一著者だけに見せた普段着の姿も本書の中に見つけられます。
さらにマンチェスター・ユナイテッドに対する想いに留まらない著者の世界観が 要所要所に散りばめられています。

編者は観光ガイドブックとしての活用も提案しています。
マンチェスターをはじめサッカー界に関連した世界中の都市がエッセイの舞台です。
こんな観点で読むのもおもしろいかもしれません。

訳者：澤　育子
編者：佐久間兼信