自費出版のある風景:小説 ― 物語を綴る楽しさ

 

自費出版といえば、自分史や体験記を思い浮かべる方も多いと思いますが、小説を自費出版で刊行されるケースも案外あるものです。
 
何より、明治の文豪達が活躍した時代においても、自分の作品を自費で出版することはよく行われていたのですから、歴史ある由緒正しい自費出版ともいえます。
 
自分の心で創り上げた世界で、自分の考えたキャラクターが活躍する。
そこにある楽しさやワクワク感は、格別のものがあることでしょう。
その世界は自分の人生に無かったものを想像したものでしょうか。
それとも、実体験のいくばくかをそこに投影したものでしょうか。
 
西大路病院院長の比企様の場合は、後者でした。
活字が好き、書くことも好きな比企様は「名刺代わりに」と自作小説の自費出版に踏み切られました。
その作品は『メイ アイ チェンジ』
病院を舞台に、そこで働く医師や看護師達が活躍します。
緊迫した医療現場と、ファンタジー的な要素が組み合わさって、医療系エンターテイメントに仕上がっています。
 

メイ アイ チェンジ

比企 一晃 著

978-4-89467-331-1

A5判 196ページ 1,500円+税

 
劇中の出来事は、比企様自身の実体験がモデルになっています。
とはいえ、ありのままではドキュメンタリーになってしまうので、あえてファンタジー的な要素を加えたそうです。
 
完成後は色々な方にプレゼントされていましたが、ある方のアドバイスで大垣書店に置かせてもらったところ、およそ半年の間に40冊も売れたそうです。
想像以上の反響に「多くの人に読んでもらえて嬉しい」とのことでした。
そして、今月には第2作目『メイ アイ チェンジIF3』が刊行されました。

メイ アイ チェンジ IF3

比企 一晃 著

978-4-89467-344-1

A5判 218ページ 1,500円+税

これも実体験に基づいていますが、今度は比企様が研修医時代に体験したことがベースになっているそうです。
併せて、1作目『メイ アイ チェンジ』も増刷されました。
メイアイシリーズの2冊が店先に並ぶ日も近いかもしれません。
 
現在、3作目の刊行に向け鋭意執筆中との事、次回作が楽しみです。
 
10月度自費出版相談会のお知らせ

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④  10月28日(土)/句歌集・エッセイ

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